東北・北陸の大雨の要因は元「台風」 気象予報士が解説

2022年08月04日 18:30更新

東北と北陸の大雨で甚大な被害が出ています。

大雨の特別警報も出されましたが、今回の大雨をもたらしたのは「線状降水帯」です。

 

気象庁によりますと、3日から4日にかけて青森や福井など5つの県に線状降水帯の発生情報が出されました。24時間に降った雨の量が観測史上最大となったところもあり、各地で住宅の浸水や土砂崩れなど被害の報告が相次いでいます。

今回の北日本の大雨。何が要因だったのでしょうか。

 

4日の天気図。北日本には前線が停滞し、前線上に発生した低気圧が3日から4日にかけて北日本を通過していきました。

まず、この低気圧は先日東シナ海を北上していった台風5号、6号から変わったもので、北日本に大量の湿った空気、つまり雨雲のもとを運んできていました。

さらに前線の南側には太平洋高気圧の縁を回り暖かく湿った空気が、前線の北側には北のオホーツク海高気圧から冷たい空気が送り込まれ、前線付近は大気の状態が非常に不安定となっていました。

これらの要因により北日本で次々と活発な雨雲が湧きました。

 

大分県内でも7月、線状降水帯が発生しました。

九州ではこれから本格的な台風シーズンに入りますので、災害への備えを見直してほしいと思います。

最新のニュース