子どもへの声かけ事案 2日に約1件のペースで発生 子どもを犯罪から守るために

2022年04月26日 17:00更新

新1年生も入学するなど新しい年度がスタートする中、気をつけたいのが子どもを狙った犯罪。

慣れない通学路などで子どもたちが事件に巻き込まれないように、防犯グッズや地域の取り組みを取材しました。

 

直接声をかけられたりカメラで撮影されるなど、子供が不安を感じたとして警察に届け出があった件数は、大分県内ではこの5年間に毎年200件以上発生していて、去年は263件が確認されています。

 

 

 

2021年の内訳を見ると、不審者などからの声かけ事案が168件と全体の6割以上を占めているほか、黙ってついてくる「追随」とカメラなどでの「撮影」が、それぞれ約40件ずつとなっています。

 

 

 

◆大分県警 安全・安心まちづくり推進室 別府敦室長

「下校時間は皆さんまちまちなので、どうしても少人数になる。そういったところも狙われやすい。」

 

こうした中、子どもを守るために最新技術を活用している家庭も…。

ことし小学校に入学した長女に持たせているのは、子供が今どこにいるかが分かるアイテム。

 

 

ランドセルの中に入れておけば、保護者のスマートフォンで子どもの位置情報を確認することが出来ます。

 

◆母親

「あると安心。ちゃんと学校に着いてるなとか、学校出てこの辺歩いているなというのが分かるので、お守りがわりで安心に繋がっている。」

 

また、犯罪の防止に有効だとして県警が使用を呼び掛けているのが、携帯型の防犯ブザーです。

持ってはいるものの使ったことがないという人も多く、電池が切れていないかの確認も含めて一度、保護者と子どもで一緒に鳴らしてみてほしいといいます。

 

 

◆大分県警 安全・安心まちづくり推進室 別府敦室長

「外から見て分かりやすい場所に防犯ブザーがあると、声をかけようかなという人にとってはかなりの抑止力にはなる。」

 

子どもの安全を守るためには、地域の協力も欠かせません。

大分市の下郡地区では小学校の下校の時間帯にあわせてパトロールが行われています。

 

 

この地区で活動が始まってから約20年、地元のボランティアなどが子供たちを優しく見守っています。

 

◆下郡校区青少年健全育成協議会 橋本清美会長

「子どもは地域の宝ということをベースに、地域の皆さんが一体としてやっていきましょうという思いでやっている。」

 

子どもの安全を守るため地域の防犯意識を高めるとともに、日頃から防犯グッズの使い方なども確認しておきましょう。

 

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