大雨災害の復旧・復興の関連費101億円盛り込む 総額約192億円の補正予算案提案へ 大分県

2023年09月07日 11:50更新

大分県は、ことしの梅雨時期に県内を襲った大雨災害の復旧・復興の関連費およそ101億円を盛り込んだ一般会計補正予算案を発表しました。

これは佐藤知事が5日の定例会見で明らかにしました。

県内ではことし6月末から7月中旬にかけて記録的な大雨が降り、日田市や中津市、由布市を中心に甚大な被害が出ました。

県のまとめによりますと、農林水産業や道路・橋といったインフラ関係の県内の被害総額は8月10日時点で約260億円に上っていて、国が「激甚災害」に指定しています。

県では被災した道路や河川、林道などの復旧や緊急地滑り対策などの費用などおよそ101億円について、9月の定例県議会に提案する方針です。

このほか一般会計補正予算案には「2024年問題」に直面する運輸業の支援事業費およそ3億2500万円も盛り込まれていて、総額は192億2400万円余りとなっています。

県議会は9月19日に開会予定です。

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